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読書会備忘録 (8) 「医療と教育を結ぶ シュタイナー教育」

基本行動 X 生活習慣 =運命の転換点?

《シュタイナーによる教育原則》

自己観察と自己経験の道として教育的観点から輪廻転生とカルマを視野に入れ、
 人間の成長のプロセスを理解し、自分のクラスに座っている生徒たちに生かすこと

自己観察の四つの領域:

第一レベル「自我の領域」集中力と意識性をもって、ここで起きていることに目を向ける
第二レベル「自己経験の領域」過去に出合ったり未来についての観念に出合ったり葛藤に揺らぐ

 

前回の、読書会備忘録(6)、(7)につづき、

さて、第三レベルとは...

 

第三レベル:生活習慣の領域

自分の基本的行動に生活習慣がどんな役割を果たしているのか自問してみることは非常に重要です
自分の習慣的行動はこうであって、ああではないということが、運命の転換点となる可能性があります

習慣に基づく生活とは何を生み出したり、促したりしているのでしょうか

何かをしたいと感じながら、あるいは優れた考えをもちながら、
 それに取り組まない人たちがどれほど多くいることでしょう

非常に強い生活習慣のために、たとえ一歩でもそこから踏み出すのをためらったり、恐れたり

多くの人が生活のなかの何かを変えるのをためらいます
 自分のアイデンティティの一部を失うかのように感じるから

他人よりも強く習慣に縛られている人もいます

これは生活上の判断に大きく影響をする領域

この領域で何かを変えるのはより困難

なぜなら、生活習慣からくる抵抗は魂の領域(自己経験の領域)からくる抵抗よりもさらに強いから

習慣で築いた殻を少し壊しただけでも
不安で一杯だけど、新しい自分や新たな可能性にワクワクしたり、人生に新鮮な風が吹く、みたいな✨

もしくは、
慣れ親しんだ習慣は安心と慢心をうみ
考える必要もなく、ただ慢心に自動人形のごとく、
いつもの毎日の繰り返しはある種の調和さえ起こし、
不条理な上の調和の歪みを補う、それさえも習慣となり、

楽だったり大変だったりするけど、味気ない、みたいな🌀

勇気と好奇心を携えて、

 その生活習慣的行動は本当に私の役に立っているものなのかな?

 

第3章で、さらに詳しく感情や生活のリズムがどのように肉体に作用し、
健康と子供の成長とリズムの関わりに目を開かされます

 

もう随分前、初めてこの本を読んだ時、目からウロコが落ちる感じで
もっと早く出会いたかったと痛烈に思ったものでした
たくさんのシュタイナー関連の本を読みあさり、実際の体験を積み重ねてきても
何となくで理解していたつもりになっている多くのことが

生理学的に具体的に自分でも観察・経験でき
それが子供の健康、強いてはその子が大人になった時の健康も視野に入れて語られている
薄い本なのに読み応えのある素晴らしい一冊です

 * 七日周期リズムの肉体や精神に与える影響とか...

 * 七日周期の4倍の習慣に与える影響とか...

そこで、本を読んで早速それを自分でも試したくなり

中学生だった子供達も一緒に、
知人のオーガニック・ファームで夏休みの四週間にお手伝いをさせてもらいに行きました!
場所は、ハワイ!

  早朝、ファームで働く人全員分の簡単な朝ごはんの支度  

  朝食後、午前中一杯ファームの手伝い&ファーム内のレストランで従業員用の賄い昼食

  昼食後、日替わりでビーチを変えて日が暮れるまで海で遊ぶ

  夕食用にファームの野菜やフルーツを積んで子供達と一緒に蟻と格闘しつつ簡単な夕食作り

  夕食後、絵日記を書いたり読書をしたりして就寝

という、シンプルな生活習慣をガチで4週間⭐︎

カナダに帰った結果は、
世界がひどく色褪せて見えた
ハワイはいつも花の色と海の色で彩られていた
そして、いきなり生活リズムの基盤を失い
慣れ親しんだいつもの生活が、異質で無機質に感じた

のも、つかの間、

結局しばらくしてフツーにいつもの生活リズムに戻っていきましたけど

単なる感傷とも違う

根っこの部分を揺さぶられた感じがした、その四週間の後でした

それにしても、

いつもの習慣の外は、
生き生きとした子供たちや自分に出会い、新鮮で毎日がワクワクした♡

また、

思い出しちゃったな😆 あぶない、あぶない...

 

何かをしたいと感じて、それができるアイデアもあるならば

取り組んでいく自分で在りたい

抵抗が強くても、生活習慣の殻を壊して進んでいきたい

 

つづく

💖